よくあるご質問当校へ多くいただくご質問にお答えします
何故、少人数制なのですか?
各科定員30名の少人数制にすることにより臨床経験豊富な13名の常勤教員が、一人ひとりに対し、きめ細やかな指導をすることができます。
また、本校の場合は1名の学生に対し3年次に、OT科は3週間の評価実習を2回、PT科は4週間の評価実習を1回、4年次に、OT・PT、両科共、8週間の臨床総合実習を2ケ所で実施しています。新設校が増える中、実習生を受け入れてくださる病院等の確保が非常に難しくなってきています。なかには学生自身が自分で実習先を探さなければならない学校もあると聞いていますが、本校の場合、各科定員30名の少人数制であること、また、4半世紀に及ぶ実績を迎え過去の実績と教員や卒業生等の豊富なネットワークを活用し、実習は約100ヶ所の病院や施設で行います。
最近では大小様々な悩みを持つ学生が増えております。そこで、本校では近隣の中学・高等学校で活躍の実績の有る、スクールカウンセラーにお願いし、親、友人、担任の教員等にも相談しにくい相談を気軽に相談できる機会を作りました。
自宅から通学できない場合はどうするのですか?
学校の近くには格安なアパート物件が多く、信用のおける不動産業者を紹介いたします。また、遠方から入学された学生のために、家賃補助、通学費補助も支給しております。詳しくは学校にお問い合わせください。
何故、4年制なのですか?
国の規則で理学療法士、作業療法士の養成施設は修業年限3年以上であること、病院、診療所等において規定時間以上の実習を行うことが定められています。リハビリテーションの先進国であるアメリカにおいては、多くの養成施設が今まで4年制だったものを6年制へと見直しつつあるのが実情です。
理学療法、作業療法は、医師の指示の下に人の身体、精神面に関わる仕事で、レベルが高く非常に勉強すること覚えることが多い職業ですので月曜日から金曜日までほとんど毎日授業があります。この他に約5ヶ月間にわたる実習もしなければなりません、仮に3年制とした場合2年と2,3ヶ月学校で勉強してその後実習ということになります。4年制の場合3年間じっくり学校で勉強できます。そして残りの1年間で実習と国家試験対策の勉強となり3年間で学んできたものを復習できるメリットがあります。
本校は、理学療法士・作業療法士の受験資格を得る為だけの学校ではありません。4年間の教育期間を通し、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)としての専門知識を身につける為の、きめ細やかな指導に努め、国家試験に合格させる為の学校です。
また、臨床の現場に出たときに、職業人として即通用する人材を養成します。
関連施設にはどんな施設がありますか?
「あすなろクリニック」、社会福祉法人あすなろ会の「障害者支援施設どんぐりの郷」、「小見川あすなろクリニック」があります。
あすなろクリニックの診療科目には、内科、整形外科、リハビリテーション科、歯科を設け、皆様から十分話を伺いながら、身体だけでなく心から癒されて、明日の元気を取り戻すような診療を提供しています。現在リハビリテーション科には卒業生を含め、理学療法士5名、作業療法士5名が勤務しており、自立支援を目的としたリハビリテーションを実施しています。
また、学校から近い場所に位置する為、学生が体調が悪い場合にはすぐに診察を受けることが出来ます。そして理学療法学科・作業療法学科共に、見学実習・評価実習・臨床実習を実施しています。
どんぐりの郷は富津市の里山に位置し、50名の身体に障害を持った方が利用しています。本校では1年次から見学実習、3年次(作業療法学科)評価実習等で利用しています。
3つ観戦施設からの協力を受け、本校での授業と実際の現場教育を合わせて、理想的な教育環境を用意しています。
奨学金、教育ローンの対応は可能ですか?
奨学金は日本学生支援機構(旧日本育英会)、各地方自治体の奨学金が利用できます。
学費等の納入に際し日本政策金融公庫「国の教育ローン」、オリコ「学費サポートプラン」その他銀行等の各種教育ローンを利用することが可能です。
通信教育を併修すれば、卒業時に大学卒業資格を取れるのですか?
本校は専門学校ですが、希望者は4年制の九州保健福祉大学通信教育部社会福祉学部臨床福祉学科と併習することにより本校の卒業と同時に大学卒業資格(「学士」の学位)が取得できるダブルスクールシステムを導入しています。また大学の指定科目を履修すれば社会福祉士国家試験受験資格を本校卒業時に取得することもできます。専門学校での実学体験と大学での学問探究を同時に行なうことのできる教育制度です。
九州保健福祉大学通信教育部の提携校としての特典
- 1,入学金、科目登録料免除
- 2,大学卒業要件の124単位のうち、本校卒業を条件に60単位を免除
「高度専門士」と「専門士」ではどのような違いがあるのですか?
「高度専門士」とは平成18年3月卒業生より適用された称号です。(卒業と同時に取得)。「高度専門士」は4年制専門学校で文部科学省が設定した、いくつかの条件を満たした学校を卒業した学生にのみ許された称号です。(本校は条件を満たしております。)
「高度専門士」の内容についてはまず、大卒資格「学士」とほぼ一緒の内容になります。高度研究機関(大学院)への受験資格が与えられ、より深く、学問を追究するチャンスが出来ました。
以前からも大学院進学は可能だったのですが若干の制限がありました。(実務経験数年以上、理学・作業療法分野へのみ進学等です。)
「高度専門士」の資格を得ることで、色々な分野の高度研究機関(大学院)への進学が可能になります。例えば、理学・作業療法士の資格と視点を持ちつつ、医学、工学、人間科学、建築、福祉分野に進学し、他分野の知識を得ることで、色々な分野の研究開発の職種への道が拓けるということが考えられます。また、より深く理学・作業療法の知識を深める為、理学・作業療法分野への進学も良いでしょう。